――越後姫、秋の空気のなかで。
🌱 はじめに
Veranda Noteでは、ベランダでのいちご栽培を続けています。
9月に予約していた越後姫の苗が、10月に届きました。
紅ほっぺ、よつぼしに続いて三つめの品種です。
選んだ品種:越後姫

新潟生まれの大粒いちご。
香りがよく、果肉はやわらかく、甘みが強いのが特徴です。
少し繊細で手がかかるけれど、その柔らかさも魅力。
苗は「苺の花ことば」さんから届きました。
葉の艶とクラウンの太さに、丁寧に育てられた気配を感じます。
使用したプランター
紅ほっぺ・よつぼしと同じく、7.3 Lの黒い長方形スリット鉢を使用。
通気がよく、根が下へ伸びやすい形です。
詳しくは → いちごにぴったりのプランター選び
植え付けの工夫


- 苗を鉢の縁に寄せ、斜めに植える
- 葉柄とクラウンの傾きを見て、実が出る方向を外側へ
- 花茎が自然に流れるように配置
クラウンが埋まらないように、土の高さを慎重に整えました。
黒い鉢に映える葉の緑が、秋の日差しの中でやわらかく光ります。
植え付けの手順
- 鉢に土を入れ、苗を縁寄せで配置する
- 根を軽くほぐし、クラウンが埋まらない高さに整える
- 植え付け後、リキダス1000倍液で潅水
植え付け後の管理

植え付けがやや遅めの時期なので、日当たりの良い場所を選びました。
乾燥を避け、春までは肥料を与えずに。
月に一度ほどリキダスを与えて、株の動きを静かに見守ります。
黒い鉢に並んだ紅ほっぺ・よつぼし・越後姫。
三株が静かに根を張りながら、冬に向けて整っていきます。
🍃 おわりに
これで「紅ほっぺ」「よつぼし」「越後姫」がそろいました。
それぞれの葉の色、茎の太さ、育ち方に小さな違いがあって、並べて眺めるたびに新しい発見があります。
冬越しの準備を進めながら、春の花が咲くころの姿を想像しています。