いちごの肥料を整えました。

――有機と化成のあいだで、香りと安定を育てる。

🌱 はじめに

Veranda Note では、いちごの肥料を季節に合わせて少しずつ整えています。
有機と化成、それぞれに良さがあり、どちらか一方に決めるのは難しいもの。
今年はその両方を取り入れた“ハイブリッド型”で育ててみることにしました。


使用している肥料と土

いちご栽培に使っている肥料と培養土を並べた様子。バイオゴールド、ハイポネックス、甘いイチゴをつくる土など
今回使う肥料と土

今回使っているのは、次の4つ。

  1. はなこごろ 甘いいちごをつくる土 植え付け直後は、この土の力に任せています。
  2. バイオゴールド オリジナル 発酵済みの有機肥料。においが少なく、春の追肥に使用。
  3. ベジフル液肥 花や実がつき始めたら週1回。株全体のバランスを整えます。
  4. リキダス 微量要素を補う活力剤。液肥と一緒に与えて株を健やかに。

使用タイミング

  • 植え付け直後:はなこごろ
  • 春から:バイオゴールド
  • 開花期:液肥+リキダス


ハイブリッドにした理由

以前、有機肥料だけで育てたとき、発酵のにおいとコバエの発生に悩まされたことがありました。
それ以来しばらく有機を避けていましたが、香りや甘みの深さはやはり有機ならでは。

一方で化成肥料は安定していて管理が楽。
どちらの良さも活かしたくて、今年はその中間を探すように、組み合わせて育てています。

有機の旨みと、化成の安定。
そのあいだで、いちごの味わいがどう変わるのかをゆっくり観察していきたいと思います。


使用のリズム

  • 植え付け直後:はなこごろの養分でスタート
  • 春先:バイオゴールドを少量追肥
  • 開花期:液肥+リキダスを週1回
  • 夏以降:株の状態を見て、与える回数を減らす

肥料の量は控えめに。
強すぎない方が、株が自然に動きやすくなります。


🍃 おわりに

いちごは、肥料の種類とタイミングで香りも味も変わります。
今年はこのハイブリッド型で、香りと甘みの調和をゆっくりと見ていくつもりです。

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