――秋の光と温度のバランス。
🌱 今年の植え付けは、少し早めに。
10月のはじめ、気温が下がり始めた頃。
秋らしい空気を感じて、いちごの植え付けを始めた。
去年より少し早く、根をしっかり張らせたいと思って。
でも、南向きのベランダは想像以上に日射が強かった。
根がまだ浅い状態で秋の光をたっぷり浴びたせいか、新しく伸びた葉の縁や葉脈が黒くなってしまった。
光と温度のバランス。
秋の光は柔らかいと思っていたけれど、実際には日中のベランダは夏の名残を残していた。
朝晩の冷え込みも大きくて、鉢の中の温度差が想像以上。
葉の黒変をきっかけに、「ちょうどいい時期」というのは気温だけでは測れないんだと知った。
光と風、そして根の準備のタイミング。
それらが少しずれるだけで、株の表情はまるで違ってくる。
来年のための覚え書き。
今回の経験でわかったのは、気温が25℃を下回り始めてから植えると、根も葉も落ち着いて育ちやすいということ。
植え付け後の一週間は、午前中の光だけで十分。
“少し控えめに始める”くらいが、いちごにはちょうどいい。
🍃 記録を残す理由。
こうして書き留めておくのは、反省というよりも覚え書き。
来年また同じ季節に読み返したとき、「このタイミングがちょうど良かった」と気づけるように。
育てることは、何度でも調整の連続。
それもまた、ベランダで過ごす楽しみのひとつ。
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