――紅ほっぺとよつぼし、秋のはじまり。
🌱 はじめに
Veranda Note では、ベランダでのいちご栽培を少しずつ記録しています。
肥料の準備を終えて、今年も秋の植え付けの季節がやってきました。
今年選んだのは「紅ほっぺ」と「よつぼし」。
越後姫は少し遅れて迎える予定です。
選んだ品種

- 紅ほっぺ:甘さと酸味の調和がよく、果実の香りが豊か。
- よつぼし:甘みが強く、長く実を楽しめる品種。
届いた苗はどちらも根張りがよく、葉の色が澄んでいました。
ランナー跡が分かりにくかったため、葉の向きとクラウンの形から果房の向きを想像して植え付けました。
使用したプランター
使ったのは、7.3Lの黒い長方形スリット鉢。
通気がよく、根が下に伸びやすい形です。
詳しくは → いちごにぴったりのプランター選び
植え付けの工夫


去年は果実の重さで茎が折れてしまったため、今年は鉢の縁に寄せて、斜めに植えるようにしました。
葉の向きとクラウンの形を見ながら、実が出そうな側を外向きに配置。
株を外へ向けると、花茎が自然に流れ流ようになります。
植え付けの手順
- 鉢に土を入れ、苗を縁寄せで配置する
- 根を軽くほぐし、クラウンが埋まらない高さに整える
- 植え付け後、リキダス1000倍液で潅水する
植え付け後の管理

- 日当たりの良い場所に置き、乾燥に注意。
- 肥料は春まで与えず、月に一度リキダスを。
- 植え付け直後は、根が馴染むまで静かに見守る。
黒いスリット鉢に並んだ紅ほっぺとよつぼしが、朝の光の中で少しずつ形を整えていく様子が印象的でした。
🍃 おわりに
秋の植え付けは、いちごの一年の始まり。
まだ小さな苗だけれど、光と風に馴染んでいく姿を見ていると、来春の花と実の景色が、もう少し先に見えてくるようです。